歩いてみたくなったよ君と

日韓ごちゃまぜオタブログ

ただ振り返っただけ

コロナに振り回され憂鬱な毎日……。職場の方とお題交換して気分転換にでもブログを書くことになりました。

今回は『オタクしてて辛かったこと』を振り返ってみます。

 

私にとって辛かったことって1つ、というより"2019年"

 

遡ること10年前、当時まだ10歳だった私はFTISLANDという韓国のバンドに出会い、そのFTISLANDは今年日本メジャーデビュー10周年になります。

 

f:id:yupi13228:20200518125703j:image

右から順に、メインギター&キーボードのジョンフン

ボーカルでフロントマンのホンギ

ドラムのミナン、ベース&サブボーカルのジェジン

サブギター&サブボーカルのスンヒョンです。

 

 

FTISLANDって結構FREEDOMなバンドなんですよ。時にはSNSでファンと喧嘩したり、社長の車を勝手に乗って逃走したり(社長とは仲良し)、ライブ中に急にお酒飲み出したり(笑)

でもファンに感謝を伝える時は涙を浮かべるし、ファンに対して「俺ら友達」とフレンドリーに接してくれる素敵なグループ。

 

そんなFTISLANDは最年長メンバーであるジョンフンホンギが2019年内に入隊することが確実だったので10周年である今年はライブ等の活動が出来ず、昨年の2019年春に「1年早い10周年ツアー」が行われました。「入隊前最後のライブ」とも言われていて、初期の曲も披露するだろうから楽しみで仕方なかった。

 

でもその記念ライブにジョンフンが不在でした。

 

不参加の理由は「事件を犯していたことが発覚してグループを脱退、同時に芸能界を引退」

脱退発表はツアー初日のたった3週間前でした。

 

ある日突然強制的にピリオドを打たれ、罪を犯したジョンフンへの絶望感や今後のFTISLANDの活動に対する不安感、何より5人でのFTISLANDが永遠じゃなかった現実が苦しすぎた。

 

脱退前に「EVERLASTING」という"不朽" "永遠"という意味が込められたアルバムが発売されることも決まっていたのに。

 

2013年にリリースされたある曲を思い出す。

永遠はないの、って君は微笑んでいた
なんで?ってどうして?ってと僕は手を伸ばした

 

 

 

ここからはその後のツアーのお話。

 

絶対に無理だろうと思われたツアーはメンバーの意思で開催することが決まり、私は初日公演に参戦する予定なかったんですけどメンバーが1人いなくなってしまった現実を早くこの目で確かめねば!と2次応募でチケット購入して行きました。

 

まあ案の定初日公演は号泣でした(笑)

OPは「F! T! ISLAND!!」とグループ名を連呼する曲が流れメンバーが登場。FTISLANDって『Five Treasure ISLAND』の略で、『5つの宝島』って意味なんです。

でもステージに立ったのは4人だった。

 

MCでも涙浮かべて言葉詰まらせたり、"ジョンフン"という名前も出ず「あいつ」と呼び、「あいつとの思い出もここまで」と、言う本人達が1番辛いであろう言葉がありました。

その言葉を聞くのが凄く辛かったけど、同時に必死で前を向こうとする彼らを、こんな状況でもステージに立つことを選んでくれた彼らを誇りにも思った。

 

そしてその後ツアーは順調に進んでたけど、丁度折り返し地点に差し掛かった時に問題が発生。

ボーカルのホンギが公演中に喉の不調を訴え急遽公演中止。

 

私はその公演に不参加でしたが、そのレポを見たとき「原因は絶対ストレスじゃないのか」と思って。フロントマンだから言いたくないこと、言い難いことだって言わないとダメな人。最年長でやんちゃだけどグループを引っ張る人。いろいろ溜め込んでるんじゃないかって不安で、もうツアー中止でいいよとも思った。

 

それでも彼らはやると。

私はちょうど急遽中止になった公演の次の公演に参戦する予定だったんですけど、何食わぬ顔して彼らはやってのけたのです。

そこからは特に問題もなくあまりジョンフンにも触れずオーラスまで行ったけど、オーラスではホンギからこんな発言。

 

みんなに言いたかったのは「守りたかったです」

でもそれが上手く出来なくてごめんなさい。

 

この言葉を生で聞いたときドラマみたいに涙こぼれた(笑)

 

実はジョンフンの脱退が決まった時、ファンがSNSを通じてホンギ「ジョンフンを見捨てないで」とお願いしたんです。

でもそれに対するホンギの返事は「諦める」でした。

ツアーのオーラス公演で言った「守りたかった」が本心ならば、どんな思いで「諦める」と返事していたのか。

きっと、すごく胸が苦しかったと思う。

 

 

そしてその後、ホンギのソロイベントが開催され、喉の不調で中止になってしまった公演の振替公演に4公演を加えたアンコールライブも開催されました。

 

アンコールライブのオーラスでは「10年間ありがとう!行ってきます!!」と。当初"10周年記念" "入隊前ラスト"だったライブが違う意味のライブになってしまったのを覆すかのように"10周年記念" "入隊前ラスト"のライブをしてくれた。

 

そしてアンコールライブの直後にホンギが入隊して残った3人は年末に行われた事務所のファミリーコンサート、ジャニーズでいうカウコンのようなコンサートに出演。

 

ここからその3人も徐々に入隊をして、きっとまた4人が集まったころには新たなFTISLANDがスタートする。そう思ってました。

 

でも違った。

 

ファミリーコンサートを終えたたった2日後、サブギターのスンヒョンが事務所と契約更新せず年内で退所、FTISLANDを脱退することが発表されました。

 

ジョンフンがいなくなって4人で頑張って行くと誓ってくれたと思ってたから本当に辛くて辛くて。

でも責める気にもなれなくて。

 

実はスンヒョンってFTISLANDが韓国でデビューした約2年後にあたる2009年に元々いたメンバーが1人脱退した後、新メンバーとして加入したんです。

 

加入当時を私は知らないけれど、新メンバーというだけでアンチがいたり、サイン会では「あなたのは要らない」と言われたり、トイレで1人で泣いたこともあったと聞いています。

 

そして加入から10年を迎える彼にとって節目の年に、メインギターに代わりたった3週間で沢山のことをカバーしてステージに立った。

 

2013年の夏コンで、スンヒョンがこんなことを言っていました。

元々のこの席は実はウォンビン兄さん(元メンバー)の席だったんです。(加入から)2年ぐらいまではウォンビン兄さんの席だから俺が代わりに頑張らなきゃいけないと思ってたんですけど、今ちょっと考えが変わりました。今は「この席は元々俺の席」だと思いました。

一生懸命頑張ったからこそ、この言葉を言えたんだと思う。でも、最後も "誰かの代わり" を背負っていた。最初も最後も本当に理不尽な席だと思った。

 

だから脱退は辛いし寂しいけど、10年間最初から最後まで誰よりも頑張ってくれたと思うとFTISLANDを辞めるというスンヒョンを責められなくて、違う事務所でスンヒョンのやりたい仕事をやりたいように出来たらいいなって思うことしか出来ないです。

 

それにベースのジェジンがこんな事を言ったんです。

俺たちがFTISLANDを続けていれば、スンヒョン「兄さん、僕またやりたい」って言うかもしれない。

 

これを聞いた時、残った3人は何が何でもFTISLANDを守ってくれる。絶対に信じよう!って思って。

そしたらなんだか急に辛さなんてどっか行った(笑)

 

 

 

FTISLANDに残ったメンバー3人とも現在は軍服務中。そして本日5/19はFTISLANDの日本メジャーデビュー10周年当日

 

明日は10周年アルバムの発売日なので、毎度恒例のフラゲで今日アルバムが届きました💿

 

入隊前に用意してくれた新曲は「良い作曲家さんが作ってくれた」と聞いていましたが、"良い作曲家さん"とはジョンフンとの噂。ジョンフンが作ったのは「誤報」と言われてはいるけど、私はジョンフンが書いたと信じたいです。

 

ジョンフンが書いた曲も、スンヒョンが書いた曲も、そうではない曲も、FTISLANDの曲は全て私の宝物。

罪を犯してしまったジョンフンはしっかり償ってほしい。もう2度と会えないかもしれない。

でも貴方がくれた音楽は本物だから、いつまでも大好きだよ。

 

FTISLANDがあれば私はいつだってファンでいらるし、  FTISLANDがあればいつだって5人を想える。

 

 

10年間ずっとずっと大好きなFTISLAND。

FTISLANDは私の青春そのもので永遠に私の光。

 

日本メジャーデビュー10周年、本当におめでとう。

そしてひとまず!10年間ありがとう。

ずっと友達でいよう🤞

 

 

永遠に大好きです。

 

f:id:yupi13228:20200519233300j:image

f:id:yupi13228:20200519233305j:image